心なしか日差しや空気も春めいて感じる3月8日は、「みやげの日」です。旅の思い出を伝える時に、知人やご縁のある方、またはお仕事でのご挨拶にと手渡される「お土産」。観光物産業界初の全国組織として1997年(平成9年)に設立された全国観光物産振興協会が、「み(3)や(8)げ」と読む語呂合わせから2000年(平成12年)に制定しました。
旅先で見聞きした物事や体験などを語って聞かせることを土産話(みやげばなし)といいますが、進物である土産に丁寧語の接頭辞をつけ、御土産(おみやげ)とよばれることが一般的です。
季節や送る相手に合わせて、あなたならどんなおみやげを選びますか?
そして、もう一つ。3月8日を「サ(3)バ(8)」と読んで、「サバの日」でもあります。青森県八戸市や、大阪府豊中市でサバの加工食品の製造・販売などを手掛ける「株式会社鯖や」が、古来から恩恵を受けているサバへの感謝を示すとして「サバの日」を制定しています。
血液をサラサラにしたり、血中の中性脂肪を減らしたりするEPA、脳を活性化させる効果が期待できるDHAといった栄養が豊富に含まれ、健康・美容に欠かせない魚として注目が高まっているサバ。近年では、全日本さば連合会などがサバに親しむトークショーや関連商品の販売会などを行っています。塩焼きやしめ鯖、味噌煮などでじっくりサバを味わってみてはいかがでしょう。
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